みんなの憧れ、自宅でパン屋を開業するために

「パン屋を開業したい」という夢を持っている人は非常に多いです。その中でもできることなら自宅でパン屋を開きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。自宅でパン屋を開業と聞くとなんだか楽しそうに聞こえるかもしれませんが、もちろんそのデメリットも存在します。ここでは自宅でパン屋を開業することのメリットとデメリットをまとめました。

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自宅でパン屋を開業するメリット

開業費用を抑えられる

なんといっても開業費用を抑えることができるのが一番のメリットでしょう。

普通にパン屋を始める場合、まずは物件を抑える際の費用がかかります。個人の賃貸であればまだしも、店舗物件ともなるとそれなりの坪数もあるため、初月家賃、敷金・礼金、その他保険などで非常に大きな金額が必要となります。

これを抑えることができるというのは、開業のハードルもいくらか下がるでしょう。

家賃がかからない

自宅となればもちろん店舗としての家賃はかかりません。個人経営のパン屋にとって家賃を抑えることができるというのは非常に大きいです。

普通のパン屋であれば初期投資を回収していく中でも家賃を払わなければならず、投資回収のスピードがやはり遅くなってしまいますが、自宅パン屋の場合は利益を全て初期投資の回収にあてることができます。

また、最悪の場合を想定しても、家賃が払えないからお店を今すぐに潰さなければならないということになりません。

家族で経営ができる

これはそのお店の方針にもよりますが、家族でお店を回すことができます。自宅でやるパン屋の場合は夫婦で経営しているところも多いのではないしょうか。

採用にかかるコストや人を雇うというリスクを抱えることなくパン屋を経営できるでしょう。

自宅でパン屋を開業するデメリット

立地が決められない

自宅開業の場合、立地を選べないというのはデメリットの一つです。

どんな店舗を始めるときでも立地の選択は非常に重要です。特にパン屋は地域に根ざした存在になるため、立地が悪いと集客ができないというリスクもあります。

パン屋を開店予定の場所がある程度人目につきやすい場所にあれば良いですが、そうでない場合は集客が見込めるか否かをしっかりと判断してから開業するようにしましょう。

店舗面積が限られる

また自宅の一部を店舗にして開業するとなるとどうしても店舗面積が限られていきます。

さらに、パン屋であればオーブンや小麦粉を混ぜる機械など厨房機器が比較的が占める面積が大きく、売り場面積が狭くなってしまいがちです。

そんな限られた面積のなかでも自分が実現したいパン屋を運営できるかどうかがポイントです。

本格的にビジネスをするには適さない

また、自宅でパン屋を始めると多くの売上を期待するのは難しいでしょう。やはり限られた店舗スペースと厨房では提供できるパンにも限界があります。

おわりに

以上のように、パン屋を自宅で開業するメリットとデメリットがあります。

趣味が徐々に本格的になり、主婦の方が空いた時間を使って自宅でパン屋を開業するというのはよく聞く話です。

大きなリスクをそこまで抱えることなく、お店を始めてみたいという方にはいい選択かも知れません。

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