そば業界の現状
そばを専門として営業する飲食店は減少傾向にあります。そば屋は一家で経営しているお店が多く、それを継がずにお店がなくなってしまうというのが一つの理由です。やはりそばがよほど好きでなければこの時代に重労働というのは人気がある職業ではありません。
これはラーメン屋とは反対に競合が減っているため、これからそば屋を開業するひとにとってはチャンスであるとも言えます。ただの街中にあるそば屋というイメージではなく、ブランディングにも力を入れ、今までのそば屋とは一線を画するお店を作ることができれば大いにチャンスはあるはずです。
そばだけでのメニュー構成では難しい
大半のひとはそばをお昼に食べます。そのため、夜もずっと同じメニューを提供していては客単価も上がらずお客さまのいりもあまり良くないままでしょう。つまみのようなメニューやご飯物も用意し、夜訪れても居酒屋のように楽しめるメニューにするべきでしょう。
どうしてもそばを売っていきたいと考えることは悪いことではありませんが、今の時代は飲食店はどこでも競合となり得ます。最初から潔くご飯物も提供するそば屋として営業していくほうが経営上うまくいく可能性は高いでしょう。
おわりに
そば屋は競合店が減少しているだけに、新しく始める人にとっては大きなチャンスです。しっかりと経営を理解し、やりたいこととできることの折り合いをしっかりと付けることができれば飲食店として成功することも難しくはありません。
まずは現状を知り、どのような戦略を持ってそば屋をオープンさせるか考えてみましょう。