弁当屋を開業するのに必要なこと

いつかは自分のお店を持ってみたいという夢を持っている人は多いのではないでしょうか。お店と一口に言ってもケーキ屋や花屋など様々あると思います。いろいろな業種がある中で今回は弁当屋の開業について見ていきましょう。

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資格

飲食店営業許可

飲食店の開業にまず必要な資格として飲食店開業許可があります。この資格は設備や調理場などの準備が必要になります。

過去に飲食店を経営していた居抜き物件などではすでに営業許可を取得しており、一見すると問題無いように見えてしまいますが年月が経っていたりすると設備に不具合が見つかる場合などがありますので居抜きだから大丈夫という考えは捨ててしっかりと確認を行いましょう。

飲食店営業許可は保健所の検査を受けるのにも時間がかかり、また、許可がおりるまでも時間がかかってしまいますのでオープンに間に合うように時間に余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

食品衛生責任者

また、食品衛生責任者の資格を持った人をお店に一人以上置く必要があります。食品衛生責任者には栄養士か調理師のいずれかの資格があればなることができますが、いずれの資格も有していない場合であっても出店店舗の地区の衛生食品協会が開催する食品衛生責任者養成講習に1日参加すれば取得することができます。

開業までの流れ

期間

弁当屋を開業するまでの期間はもちろんお店の大きさなどによって変わるため人によって様々ですが、数ヶ月から半年間あれば開業することができると言われています。

資金

資金弁当屋を開業するためにはもちろんお金が必要ですよね。

お店の大きさや必要となる設備などによってかかるイニシャルコストは当然変わりますが、一般的に300万円〜1000万円必要であると言われています。

物件

自分が出店したいと思う街についてはしっかりと調査しましょう。

交通量はどれくらいあるのかやどの年齢層の人が多いのかなどターゲットの調査はぬかりなく行いましょう。

実際に出店してみてから誰もお弁当を買いに来ないという状況になっても簡単にはお店の場所は移動できませんので。

内外装工事

お店の内装や外装はお客さんのファーストインプレッションに影響を与える部分なので非常に重要です。

もちろん美味しいお弁当を安く販売することも大切ですが、お客さんをまず誘導する方法として内外装は意外と大切なのです。

比べることの大切さ

厨房などの設備や仕入れ先、店舗の内外装の工事を行なう業者など、開店準備に時間的な余裕があれば各業者を比べる時間が作れます。

業者によって得意や不得意はもちろん違いますし、値段も違います。

出店準備に追われて各業者を比べることを行わない開業者の方も中にはいますが、よほど時間に追われていない限りしっかりと複数の選択肢を比べて判断することをオススメします。

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