弁当屋を末永く続けたい。開業時に注意すべきポイント3選

お弁当屋さんを開業して実際に店舗の運営を行ってから、失敗したな、やり直したいな、と思ってもそう簡単に変更できないことも多くあります。そうならないためにもお弁当屋さんを開業する前に気をつけておきたいことや行った方が良いことなどについて先に学んでおきましょう。

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立地だけは変えられない!

お店がオープンしてから売上が上がらなかったり、うまく経営が回らなかった場合に、経営方針を変更したりお弁当のか買うを値下げしてみたりといろいろな工夫を行ってなんとか良い方向に持っていこうとしますよね。

経営方針や値段などはその都度変更することができますが、お店の場所だけはそう簡単に変更することはできません。

お店の売上は様々な要素が組み合わさって構成されますが、その中でも立地という要素はその大部分を占めると言っても良いでしょう。

どんなに美味しい弁当を低価格で販売していたとしても場所が悪ければわざわざ買いにくる人はあまり多くはないでしょう。

わざわざ来るよりも近くにある少し高いコンビニ弁当や他の弁当屋さんに行ってしまうこともあるでしょう。

立地だけは簡単に移すことができないので、必ず入念な調査を行った上で出店することをオススメします。

宅配サービス

宅配サービスに関しては必ずではないのですが、余裕があるのなら行うことをオススメします。

お昼時などにお店に足を運んでお弁当を買いに来てくれるお客さんは、お店に足を運べる範囲に会社などがある人でお店まで買いに来る時間的余裕のある人であるということです。

つまり、お店まで足を運べる範囲にいない人や買いに来る時間的な余裕のない人はお店までお弁当を買いに来ないということになります。

しかし、みんなお昼ご飯は食べます。そこで宅配サービスの出番です。

お店から少し距離のある所へもアプローチすることができ、また物理的には近い距離にいるけれど会議などで時間がなくて買いに来る暇がない人にもお弁当を売ることが出来ます。

また、一度宅配を通して知ってもらうことができれば今度は自分で足を運んで買いに来てくれることもあります。

つまり宅配がお店の知名度を上げる役割も同時に担っているということができます。

このように、お店に来る人だけがお客さんではないということを意識しましょう。

絞ることも大切

立地で言えばその周辺がビジネス街なのか、住宅街なのかによって売る商品や値段の設定なども変わってくるでしょう。宅配サービスも法人向けに行うのか個人向けに行うのかなどもっと細かくみれば様々な条件が出てくるものと思います。

そこで大切なのは絞ることです。

あれもこれもと手をだすのはあまり賢いやり方とは言えません。

ビジネス街であればそうしたニーズに対応したり、企業向けに配達を行うのであれば別途、付加価値をつけるなどやり方は変わってきます。

まずは何か一つに絞ってそれを最大限にするにはどうするのかという視点から始めて、うまくいけば徐々に広げていくという方が良いでしょう。

いきなり多角的に行うとどれも中途半端になってしまうことがあるので十分考えてから行動することをオススメします。

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