店舗レイアウトは売上を大きく左右する。絶対抑えておきたい4つのポイント

入店してくれるお客さんのほとんどは非計画購買者と呼ばれる、「とくに買うものを決めていない」人がほとんどです。そのように「なんとなく入ってきた」お客さんの購買意欲を高める鍵となるのが、商品の見やすさや買いやすさ、歩きやすさといった店舗のレイアウトなのです。 レイアウトを考えるときに考慮すべきポイントは大きく4つに分けることができます。下記のポイントを抑えて、お客さんの購買意欲が高まる店舗設計を行いましょう!

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店舗レイアウトを考えるときのポイント4つ

1. 動線計画

店内でお客さんにどのように動いてもらうかを規定するのが動線計画です。お客さんにできるだけ多くの商品に触れてもらうために、なるべく店内を隅々まで歩き回ってもらえる動線を考えましょう。

そのためにはメインとなる通路「主通路」と「サブ通路」の設定を行うことから始まります。動線計画では来店したお客さんの80%以上が店の奥まで回遊してくれることを目標に行いましょう。

2. 商品配置

商品の特性や売上の動向、お客さんの利便性を考えて商品をグループ分けし、グループ毎に売り場を分割していきます。スーパーであれば野菜売り場、お肉売り場といった具合です。

どこに何があるのか、隣接しているゾーンの関係性などがお客さんに瞬時に伝わるゾーニングが理想と言えるでしょう。

3. 販売方法

商品の販売方法には大きく分けてセルフサービス、対面販売、側面販売の3つがあります。お店や取り扱う商品の特徴に合わせて、一つに絞ったり、複数を組合わせるなどの選択を行いましょう。

セルフサービスであれば陳列什器の見やすさが優先されますし、対面販売なら店員とお客さんの間に什器を置く設計に、側面販売であれば見やすさとスタッフの動きやすさの両方を考慮する必要があります。

4. 什器配置

商品を陳列するための什器には様々な高さ大きさ、形状のものがあり、それぞれお客さんの訴求の仕方が異なります。

それらをどのように組み合わせて配置していくかを決めるのが什器配置です。お店を回遊するお客さんを飽きさせずに奥まで連れて行くための什器配置を考えましょう。

おわりに

いかかでしたか?店舗のレイアウトを考えるうえでの基本は「お客さんを迷わせないこと」と「お客さんにより多くの商品に触れ合ってもらうこと」の2つです。

動線設計や什器の配置で迷ったらこれらの基本に立ち返って考えてみましょう。また一押しの商品やゾーンが季節により変わることを見越して、ある程度後から調整が効くようにしておくことも大切です。

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