店舗の看板デザインで気をつけるべき6つのこと

店舗の看板デザインを考えるにあたって最も大事なのは「お店がそこにあることに気づいてもらえるかどうか」です。店舗の存在に気づいてもらえなければお客さんに来てもらうことはできません。看板でお店を効果的にアピールし、入店に繋げるために気をつけるべきことを6つご紹介します。

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1. 何のお店かひと目でわかる

1-1 デザインより読みやすさを優先する

実はデザイン性を重視するあまり、埋もれてしまっている看板は多くあります。せっかく作るのであればお洒落な看板にしたい気持ちは分かりますが、目立たなかったり、文字が読めなければ看板を設置する意味がありません。

店舗の看板のデザインにおいては、誰もが読める文字や書体で、文字と文字の感覚を1文字の20%ほど空けることが大切です。

1-2 店名でなく業態を押し出す

基本的に看板をじっくり見る人というのはいません。とくにはじめてそこを訪れたお客さんに一瞬で何のお店か知ってもらうためには、「業種・業態を10文字以内で表現する」のが有効です。チェーン店でない限り、「海鮮居酒屋」や「ヘアーサロン」など自分のお店の業態は表記するようにしましょう。

1-3 アイコンとなるイラストを配置する

文字の代わりにイラストで表現する方法もあります。お店のコンセプトやモチーフを表すアイコンで、何のお店かをお客さんへ訴求するのも有効です。

2. 視認性を高くする

2-1 視線を遮るものを避ける

建物の目の前に木や電柱があると対面から看板が見えなくなってしまうのはもちろん、見逃しがちなのが路上駐車です。宅配便などのトラックが頻繁に駐車するような場所の場合は設置場所を工夫しなくてはいけません。

2-2 周囲の風景と同化させない

自分のお店の看板を目立たせるには周囲のお店をよく観察し、紛れないように工夫する必要があります。一番いいのは大きさで目立つことですが、難しい場合は他店の看板の形や色をチェックし、反対色や異なる形の看板を設置しましょう。

2-3 営業中であることが伝わる

看板の電気が消えているとお客さんは営業していないのだと考え、帰ってしまいます。昼間であっても看板に照明をつけておくと、営業時間であることを知らせることができます。逆に看板が出ていて営業中に見えるのに実は閉まっていたというのも悪印象を与えてしまうため、注意が必要です。

一瞬でも覚えてもらえる看板デザインを!

お客さんが看板を目にする時は、歩いてるときにふと目に入ったり車で通ったときに見かける程度であり、この一瞬に認識してもらえるかどうかが肝心です。「ここにこんなお店があったんだ」と認識してもらうの看板の目的ということを忘れらないようにしましょう。

デザインに凝るのもいいですが、それは読みやすさや見やすさが確保されて初めて成り立ちます。せっかく予算をかけて看板を制作するのですから、集客ツールとして使えるものにしましょう。

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