自宅ショップ成功のコツ
1. 管理者に確認をとる
マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、規約に何も書かれていなくても必ず管理組合に確認しましょう。お店をやる以上どうしても不特定多数の人が行き来することになるので、トラブルを防ぐためにも必ず先に許可を得ておきましょう。
一軒家の場合は場所によって、「住宅街のため一定規模以上のお店は開業できない」といった規定があることがあります。自治体で都市計画についての図面が手に入るので、自分の住んでいる家で開業が可能かどうかを確認して下さい。
2. 近隣住民へ配慮する
自宅ショップとはいえ、BGMや人の声などである程度の騒音が発生します。またセキュリティの面でも不安要因になりやすいため、必ず近隣住民へは菓子折りを持って挨拶にいきましょう。
近隣の住民に応援してもらうことができれば、お客さんになってくれる可能性も充分にあります。近くに暮らす人たちから理解を得られるよう、開業前も開業後も気配りを忘れないようにしましょう。
3. 営業時間や定休日をきちんと決める
自宅ショップは普段日常生活を送る場所で開業することになるため、ついついルーズになりがちですが、お店として営業する以上営業時間や定休日はきちんと告知して、その通りに運営することが大切です。
そうすることでお客さんも通いやすくなりますし、お店としても定期的に訪問してくれるファンの獲得につながりやすくなります。
4. 外部イベントにも積極的に参加する
自宅ショップといっても、近隣住人はあくまで来てくれればラッキーという存在であり、お店のターゲット層にはきちんとアプローチする必要があります。
売上を出してお店を継続するためには、ただ自宅で待っているだけでなく、自分から仕掛けていく姿勢が重要です。ネットショップで販売したり、外部イベントに出店するなど集客のために積極的に外部にも出て行きましょう。
5. セキュリティ対策をしっかりと行う
自宅ショップの場合はオーナー1人で運営することになるケースがほとんどなため、万が一のときに備えて周辺のお店に連絡できるようにしたり、警察に定期的に見回りに来てもらうなどの対策をとることをオススメします。
また上記の方法がどれも難しい場合は、有料のセキュリティサービスを使うことも検討しましょう。安全にお金をつかうのは費用対効果を考えても決して無駄ではありません。
おわりに
自宅ショップの利点は小資金でも自分のお店を持てることですが、「小資金で開業できる=儲かる」というわけではありません。
そこで浮いた資金をどう使って、どのような商品を仕入れ、どのようなマーケティングをするのかといったビジネス面での工夫が求められます。場所が自宅なだけと割りきって、お店の仕組みづくりは妥協せずに行うことが肝心です。