スケジュール
立地選定
まずはじめに行わなければいけないのはどこにお店を出店するのかを決めることです。
立地選定と一口に言っても、自分のお店のターゲットとなるような人がどのくらい住んでいるのかや、競合他店が近くにあるのかどうかなど、かなり入念に下調べを行ってから決める必要があります。
資金調達
お店を開くにはもちろんお金が必要です。自己資金で全てを賄うことができるだけの資金力のある人であれば問題ないですが、ほとんどの場合はそうではないでしょう。
そのような場合には金融機関から融資を受ける必要があります。融資を受けるためにはある程度の事業計画書が必要な場合があります。
事業計画書を作成する際には立地選定の時に行った調査などのデータを役立てながら作成しましょう。
店舗デザイン
物件が決まり、資金の調達ができたら店舗デザインを決めましょう。コンセプトにあったデザインにすることで結果としてお客さんの満足度が上がり、お店の経営も順調に回ることがあるので店舗デザインは意外と重要なのです。
デザイナーの選び方
デザイナーを探す際には、知り合いから探すのは必ずしも良い方法であるとは言えません。知り合いのデザイナーが過去にケーキ屋を手がけた経験があるかどうか不明ですし、提示された見積書の金額が妥当かどうかもわかりません。
そのため、インターネットなどを用いて幅広く探し、見積書は相見積もりをとることによって必ずデザイン面と金額の両方が比較できる状態を作ることをオススメします。
設備・仕入れ
オーブンや冷蔵庫など、無くてはお店を開店することができない必要不可欠な備品を揃えましょう。
また、原材料の仕入れ業者等も早い段階から探すことができれば価格交渉なども行い易いでしょう。
施工
お店のコンセプトや内装のデザインが決まれば施工に入ります。お店が完成する時期は施工業者から提示された日付よりも若干ずれてしまうこともありますのでスケジュールには余裕を持っておくと良いでしょう。
販売促進活動
お店がオープンしたことをチラシを配るなどしてアピールしましょう。お店が新たにオープンしたからといって自然とお客さんが集まってくるわけではありません。チラシ配りなどは意外と効果的な方法なのです。
しかし、チラシを貰ってもすぐに捨ててしまう人も多くいます。
ゴミ箱に捨てるのならまだしも、道にポイ捨てされてしまうとお店のイメージも悪くなってしまうので、誰彼無く配るのではなく、年代などある程度のターゲットを絞って宣伝しましょう。
余裕のあるスケジュールを!
お店の開店に関しても経営に関しても実際に自分で思い描いた通りに物事が進むことは稀でしょう。
そのため、お金やスケジュールなどは若干の余裕をもって計画を立てましょう。
工事の途中で使う資材を高級なものに変更したり、突発的なトラブルによって工期が長引いてしまったりと開店してからが本番なのに開店するまでにも多くのことが待ち受けていることでしょう。
そのため、お金とスケジュールだけではなく、心にも余裕を持って開店することを心がけられると良いでしょう。