店舗開発部とは
採用という切り口から見る前にまずはそもそも店舗開発部とはなんぞや?という疑問を解決したいと思います。
店舗開発部を端的に述べると「立地調査や物件取得、内外装の工事会社の選定など店舗の出店に関わる一連の業務を担う部署」と言えるでしょう。
やりがい
店舗開発部がどのような仕事か、簡単に理解していただいたと思いますのでここからは採用という観点を強めていきたいと思います。
店舗開発部に限らずどんな仕事に就くにせよ気になるのがやりがいはあるのか?ということですよね。
店舗開発部でのやりがいを一つだけ述べるとするならば、自分で探して来た物件にお店が建ち、何百人、何千人というお客さんがそこに集う、という人の流れを0から作り上げることが出来るということが挙げられると思います。
資格・スキル
店舗開発部になるのに必須な資格はありません。つまり、誰でもなることができます。
しかし、あった方が良い能力といのはもちろんあります。
コミュニケーション能力
まずはコミュニケーション能力です。これは店舗開発部に関わらず社会人として必須な能力ですが、特に内装を手がける設計士の人などに自社の製品やブランドのイメージ・コンセプトをしっかり伝えることが出来なければ出来上がったお店もイメージやコンセプトとはかけ離れたものになってしまい、結果として売上が下がってしまうなんてことも起こりかねません。
不動産関連の知識
店舗を出店するのにはまず出店する物件や土地が必要になります。そのため、不動産関連の知識は必然と必要になってきます。
不動産関連の知識なくして店舗開発部を行っていくことは非常に難しいでしょう。
マーケティング能力
店舗開発部に必要な能力と聞くと真っ先に不動産関連の知識じゃないかと思われる方も多いかと思いますが、このマーケティング能力というのも重要になってきます。
同じブランドの同じ商品であっても出店する場所によってたくさん売れることもあれば全く売れないということもあります。
これは場所が変われば人の往来のボリュームも往来する年代層も全てが変わってくるためです。
そのため、店舗開発部には出店前にその地域に関してしっかりとした調査を行い、商圏を見極める必要があるのです。
特殊な部門
店舗開発部というのは上記の通り必要な資格はありません。
しかし、不動産関連の知識など知っていなくては話にならないことが多くあり、またその範疇はなかなかコアなものが多いです。
このような特性からか、経験があることを応募条件に定めている企業も少なくありません。
もちろん経験は不問で募集を出している企業もありますが、専門性が高いお仕事であることから、経験があることが有利になるといっても良いと思います。